ビカクシダ

ビカクシダ(コウモリラン)の最大の特徴は、木や岩に着生して育つ「着生(ちゃくせい)植物」であり、役割の全く異なる2種類の葉を持つ点です。株の根元を包み込むように重なって育つ「貯水葉(ちょすいよう/外套葉)」は、株を着生面に固定するだけでなく、雨水や落ち葉を受け止めて水分や養分を蓄える役割を果たし、茶色く枯れても切り取らずに残すことで新しい葉が上から重なっていきます。一方、鹿の角やコウモリの翼のように伸びる「胞子葉(ほうしよう)」は、光合成を行うとともに、成長すると葉の裏側に胞子嚢(ほうしのう)をつけて繁殖します。

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